高圧ガスのこと・ガスの注文方法・在宅酸素療法について、お客様からよくいただく質問をまとめました。
さらに不明点があれば、お問い合わせから質問をお送りください。
- 圧力調整器は、バルブの形が同じであれば、違うガス同士共用で使用してもいいですか?
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原則として調整器はガス一種類に対して一台で使用し、共用はしないでください。特に毒性ガス、可燃性ガスとの間で共用することは、残ガスと反応して思わぬ事故を引き起こすことがあり、大変危険です。また、腐食性ガス用の調整器は、定期的に性能チェック、材質チェックを行う必要があります。
- 手元にあるボンベが古いように思います。いつ検査をしたらいいのでしょうか?
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継目なし容器(ほとんどの高圧ガスに使用している)、可搬式超低温容器(LGC:液体酸素、液体窒素用)は5年ごと、一般複合容器(例:在宅酸素療法で外出時に使用するボンベ)は3年ごとに検査を行い、合格しないと再使用することができません。可搬式超低温容器のうち開放容器は法定検査は必要ありません。製造年月と再検査年月はボンベ肩部右側に刻印されていますので、確認してください。
- ボンベを交換するタイミングはいつが良いですか?
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圧力調整器の圧力計(圧力計が2つ付いている調整器なら、右側の一次圧計)を見て、1MPaを切ったら交換時期です。ボンベが空になると、ボンベ内外の圧力が大気圧と同じになることで、空気や雨水が入りボンベ内部が錆びたり、再充てんした時に空気が混ざるなどガス品質の低下を招く恐れがあります。少なくとも0.5MPa以上で交換するのがベストです。
- 外出時に酸素を吸入したいのですが、どれを使えばいいのでしょうか?
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子器に液体酸素を移し替えて持ち運べる液体酸素供給装置や、専用カートに乗せて携帯する在宅用酸素ボンベを使用するのが一般的です。液体酸素供給装置は軽く、ポシェットのように肩からかけられるタイプは両手が空くメリットがありますが、扱いに慣れが必要です。
一方、在宅用酸素ボンベは「呼吸同調器」付きで長持ちしますが、重さがあるので持ち運ぶ際はカートに乗せます。まずは医師と相談し、ご自分のライフスタイルに適した機器を選択してください。 - 運動会やイベントで風船用のヘリウムが必要です。注文できますか?
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お受けできます。在庫の用意があり、レンタルも可能なのが7000L入り(高さ1380mm)のボンベになります。ご使用の際は専用の調整器が必要になりますが、お貸しすることもできます。必要なガスの量と合わせてご相談ください。